[ブックデザイン・表紙絵]『第26回 少年少女の詩』

子どもたちの詩集『第26回少年少女の詩』を装丁させていただきました。(2017年初春)


子供たちのまっすぐな言葉を包むために、自由な水彩画のイラストと手書き文字を用いて、温かみのあるデザインにしています。


デザインは、かなり自由に作った試作の中から採用して頂きました。



カバー用紙には、比較的厚みもあり、丈夫で温かみを感じさせる紙を選びました。手で触ると少しポコポコしています。



表紙には深い青色をチョイス。カバーの水彩画に色味を合わせています。

見返しには明るいブルーの紙を指定。

帯には元気な黄色に。タイトル周りの黄色に合わせています。

なお、本文のデザインは印刷所の方がしてらっしゃいます。



原画です。

実は東京旅行から戻り、ぼんやり東京を思い描いたものだったりします。


瑞々しい水彩画の青と、元気な黄色。書店で目立ち、子どもたちの詩に似合う装丁になっていたら幸いです。​



『少年少女の詩』は、公益法人吉備路文学館に寄せられた、岡山県内の小学生の優秀作品を収録した作品集です。今年は27回目。子供達の詩は真っ直ぐに心に届くピュアな言葉がたくさん。オンラインショップでも購入することができます。ぜひ多くの方の手に渡りますよう。



発行:公益財団法人吉備路文学館

発売:吉備人出版


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